毎年、東京で行われている(らしい)アクチュアリーセミナーに行ってきました。
金曜日から土曜の明け方までは研究室でTBモデルのハミルトン行列を出力するプログラムを一生懸命つくり、午前10時ごろまで寝て、そこから電車で行きました。
あんまりアクチュアリーのことは知らないのですが、
「数学が使えるらしい仕事らしい」「物理学科卒でも採用してくれるらしい」「勉強が好きな人に向いているらしい」という噂をききつけ、とりあえずセミナーに参加してみました。
月島駅につくと、綺麗なオフィス。華麗なビルディング!
こんなところで働きたいなーとかは思う。
まぁ、懇親会とかで色んな人と話してみたのですが、ほとんど数学科の院生だし、公演者もことごとく数学専攻出身でいろいろと場違いな感じはしなくはなかったのですが、役に立つ話が沢山きけました。業務内容についてめっちゃ詳細に知っている学生が数人居て少し気後れしました(僕は、年金・損保・生保の業務もろくに知らずに参加しました。『信託銀行ってなんやねん!』ってレベル)。
現役のアクチュアリーの皆さんによると、僕が期待していたほどがりがり数学を使う仕事ではないらしいのでちょっと残念。
ちなみに一番印象に残っているのは「アクチュアリーは、数理の専門家であると同時に説明の専門家じゃないといけない」という現役アクチュアリーの台詞。まぁ、たしかにそうだよなぁ、とか思いつつもプレゼンが下手な公演者もちらほら居ました。アクチュアリーの仕事内容を"ちゃんと"調べてきてない人に優しくない公演もありましたね。
もっとマンガを入れれば分かりやすいのに文字ばっかり並べたスライドでプレゼンしてる人も居たしなぁ。
ご清聴スライドとか見るとアレルギーを感じてしまうのはやっぱり学科病なのかもしれない。
ちなみに私はジーンズにセーターというかなりラフな格好で行きましたがなにも問題なかったです。半数ぐらいはラフな格好していました。
びしっと就活スーツを着て背筋をめっちゃ正して必死にメモをとってる人も沢山いましたが、なんだか気持ち悪いなぁと思ってしまう。あれは礼儀だのマナーだの通り越してアピール入ってるよなぁとか思いつつも、僕も就活の時期になったらあんな風になるのかなぁとか思ってげんなり。
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